音楽理論の話
2006.08.17 (木) 12:27
ugnag
いつものように、反響が薄いと途中でやめるかもしれない。
音楽理論といってもコード進行の話がメインだ。
対象は、
・音楽をやっているけど理論は全く知らない
・学校の音楽の授業では全然わからない
という人。
予備知識がない人にもわかるようにしたいと思う。
ただし、
・「コード進行」という言葉を聞いたことのある人
・カラオケなどで「この曲はキーが高くて歌いづらい」などの「キー」という言葉を使ったことのある人
が最低限の条件になる。
目標は、高校の音楽の授業程度の知識を得ること。
大学で専門にやっている人に教えようとは思っていない。
自分もそんなに知っているわけではないので。
学校の音楽の授業がわからない人も、これを読めばわかるようになるといいなと思う。
昔、自分が中学生の頃、授業では教えていないのに試験に問題が出たことがあって腹がたった記憶がある。
もしかしたら、授業でやったのかもしれないが、全く記憶に無いので、
やったとしてもほんの軽くなのだろう。
そのことに対する反抗的な意味も少しある。
ブログで書いたことがまとまったら、サイトのコンテンツにしようと思っている。
初回ということで、まずはコードとメロディーの関係を簡単に説明しようと思う。
1.コードとメロディー
コードとメロディーというのは非常に密接な関係にある。
表裏の関係といってもいい。
メロディーの進行はコードに縛られ、コードの進行はメロディーが方向を決めている。
例えるなら、コード進行というのはトンネルのようなものだ。
トンネルというか、一定の長さを持ったトンネルのブロックと考えて欲しい。
メロディーは、このトンネルの内部を左右に自由に動くことができる。
しかし、右カーブのトンネルを左カーブに変えることは出来ない。
トンネルのブロックの端は、次のブロックを繋げることが出来る。
次にどのブロックを繋げるかはメロディーが決定できる。
メロディーの立場で見ると、自由に動いているようだが、トンネルの外から見ると、結局はトンネルに沿って動いているのが見える。
メロディーとコード進行というのはこんな関係だ。
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