音楽理論 第2回
2006.08.21 (月) 23:02
ugnag
その前に、前回重要なことを書き忘れた。
コード理論というのは絶対なものではない。
どういうことかというと、この理論は人間が音楽を気持いいと感じるパターンを割り出して整理したものだということ。
つまり、この理論通りにしなければいけないというものではない。
しかし、長年に渡って整理されたものであるのでよほどのことがない限り従っておいた方がいい。
では本題へ。
2.スケール(音階)
前回は、コードとメロディーの関係を話した。
そして最後に「キーが決まればコードはある程度限定される」と書いた。
その流れだと、キーとコードの関係という話になるところだがそれを話すには、
・キーとは何か
・コードとは何か
の説明が必要となる。
キーの説明にはスケールの理解が不可欠だ。
また、コードの説明にもスケールの説明が不可欠。
避けては通れないのがスケールなのだ。
従って、今回はスケールの話となる。
スケールは日本語では「音階」という。
日本語で「音階」というと難しく聞こえるうえ、固定観念というか妙な予備知識が理解の邪魔をするため、
聞きなれない言葉を使った方がいいと思う。
そのため、これ以降用語はなるべく横文字を使うことにする。
さて、スケールだが、
「楽曲で使用する音のリストの宣言」
とでもいうか、
「音の並び」
というか説明が難しい。
とりあえず、こう思って欲しい。
今の西洋音楽では音は12種類ある。
すなわち、
ド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シ・・・7つド#、レ#、ファ#、ソ#、ラ#・・・5つ
計12種類だ。
「ドレミ」という言葉を使うと変な誤解が生まれるため、今後は音を番号でいうことにする。
ドを1、ド#を2、以下シを12とする。
ドド#レレ#ミファファ#ソソ#ララ#シ
123456789101112
さて、この12種類の中から好きな音を好きな数だけ取り出し、順番に並べたもの、それがスケールだ。
例えば、
1、5、8、11、12
の5つを取り出した。これもりっぱにスケールだ。
また、
[7] beginning... [9] >>
[1] comments (1)
-
[7] << えびぞり?
[9] プログラム関連(JTable)もう少し >>
[0] [top]