音楽理論 第2回
2006.08.21 (月) 23:02
ugnag
5、8、11、12、1
は先程とは別のスケールとなる。
ただし、
2、6、9、12、1
は最初のスケールとは兄弟だ。
(各音を1つずらしただけ)
こう考えると、スケールはかなりの種類が作れる。
スケールは音の組み合わせは何でもいいのだが、曲を作りやすいものとそうで無いものがある。
当然のことだが、作りやすいものはよく使われる。
よく使われるものには名前を付けないと不便だ。
よく使われるスケールで、
1、3、5、6、8、10、12
というのがある。
非常によく使われるものなので、「メジャー・スケール」という名前が付けられている。
「メジャー」は「メジャー・リーグ」のメジャーだ。
大スケールといった感じだ。
また
10、12、1、3、5、6、8
というスケールもよく使われる。
こちらは「マイナー・スケール」という名前が付いている。
「小スケール」といったところか。
「メジャー・スケール」や「マイナー・スケール」と言った場合は、選んだ音の間隔のパターンの名前だ。
例えば、メジャースケールの場合、
●−●−●●−●−●−●
(●の付いた位置がスケールの音)
となる。
これを音に当てはめると、メジャースケールは12種類作れる。
−●−●−●●−●−●
−●1番目1234567891011122番目2345678910111213番目3456789101112124番目4567891011121235番目5678910111212346番目6789101112123457番目7891011121234568番目8910111212345679番目91011121234567810番目10111212345678911番目11121234
567891012番目121234567891011
12種類の内のどれかを指定するときは、スケールの最初の音を付け、
「○スケール」(○は音名)
という言い方をする。
ここでの方式で上から3つ目を言うなら、「3スケール」ということになる。
上の表を見てもらえればわかるが「3スケール」の音の並びは、
●−●−●●−●−●−●
3−5−78−10−12−2
ということで、
3、5、7、8、10、12、2
となる。
スケールは、いろいろなものが考えられるが、コード理論はメジャー・スケールを基本に考えられている。
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