シンクロナイズド・トレモロについてわかったこと
2018.10.15 (月) 00:07
ugnag
弦を張り替えた直後は、アームを使ってもそれほどチューニングは狂わなかったのだが、
念のためにと思い、トレモロユニットをネジで固定してある部分に
潤滑剤を使った。
すると、なんかチューニングが少し狂うようになった。
不思議だ。
そういえば、アームをしてチューニングが狂う原因は、ほとんどがペグに巻いてある弦が、
アームダウンの時にたるみ、アームを戻した時には元のように巻き付かないことにある。
つまり、アームダウンの後はピッチが高くなるはず。
しかし、今までの経験ではピッチが下がることがあった。
これも謎だ。
今回、潤滑剤を使った後、チューニングが狂うので、よく観察してわかったことがある。
チューニングの狂いは、トレモロ・ユニット側にもあったのだ。
シンクロナイズド・トレモロでは、アームを動かしたい場合はアームの動く分だけネジを緩める必要がある。
ネジをしっかりと締め付けると、隙間がないのでアームを動かすことはできない。
そのため、その分だけネジを緩め、ギターのボディーとネジの頭の間に隙間を作る。
この隙間の中をトレモロユニットが、ギターのボディーから見て遠近に動いてしまう。
最初、チューニングをするときには、トレモロユニットが、ボディーから遠く(ネジの頭に接する位置)にある。
この状態でアームを下げると、トレモロユニットはネジの頭のブリッジ側を支点として動く。
そして、アームを戻す際は、逆にネジのヘッド側が支点となる。
その位置は、ネジの頭側では無く、ボディー側になる。
そうするとアームを復帰した時に、ユニットはボディー側に寄ってしまっている。
この状態ではピッチが上がる。
その状態で再度チューニングをすると、使っているうちにユニットが、ネジの頭側に寄っていき、今度はピッチが下がる。
image[トレモロユニット]
どうやら、以上のような動きがあると、ピッチが狂うようだ。
ピッチの狂いの原因の第2位はナットかと思っていたが、
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