PS2−PAR3用新コード 概略


PAR3になってから、今までのxxxxxxxx xxxxxxxx形式(以下PAR2形式と呼びます)だけでなく、
xxxx-xxxx-xxxxxという形式(以下PAR3形式と呼びます)のコードがサポートされました。

PAR2形式と同じように、このPAR3形式も暗号化されています。
暗号化する前のコードはPAR2形式と同じでxxxxxxxx xxxxxxxxという形式です。
しかし、PAR2コードとはコマンドの体系が異なるため、PAR2用のコードを復号化し、
PAR3用の暗号化をしても、全く意味のないコードになります。

PAR3形式コードのコマンド体系は、ふぁお氏のサイトにありますので参照して下さい。



次に、PAR3形式の暗号化の話をします。

PAR3形式コードの暗号化は3つのステップを必要とします。

まず最初のステップではヘッダー行の付加をします。
ヘッダー行の中には、ゲームID、コードID、CRC等の情報が格納されています。

次に暗号化をします。この暗号化はPAR2形式の暗号化とは異なるものです。

この暗号化をしたときのコードはxxxxxxxx xxxxxxxxのままです。

3つ目のステップは表記法の変換です。
これは、16進数を32進数(もどき)にしたものです。

これら3つの作業がPAR3形式の暗号化となるわけです。


ヘッダー情報にあるゲームID、コードIDというのは、PAR3で登場した機能で使われます。
入力したコードが、全く関係のないものであるかをチェックしたり、重複して登録するの避けるために使われます。

ゲームIDはマスターコードのものが基準になります。入力したコードのゲームIDがマスターのものと異なる場合、それは別のゲーム用のコードだと解釈され入力エラーとなります。