入力制御定義文 − 数値入力
数値の直接入力をサポートします。
この制御文を使うと、
・最小値、最大値のエラーチェック
・入力値のn倍の書き込み
・書き込み時のマスク(指定ビットに書き込まない)
ということが可能になります。
●定義文ヘッダー
ヘッダーは固定で、次のように記述します。
<書式>
[integer]
●定義文ボディー
<書式>
キーワード=値
の形式で記述します。
キーワード
min | 入力の最小値(省略時は0) |
max | 入力の最大値(省略するとエラーチェックされない) |
a | 変換係数(省略時は1) |
mask | マスク値(省略時は0) |
unit | 単位(省略可) |
msg | メッセージ(省略可) |
*キーワードは半角で記述します。大文字、小文字は区別されません。
min,max,aには、10進小数、10進整数、16進整数が使えます。
16進整数の場合、数値の後ろに'h'を記述します。
0.5 10進小数
123 10進整数
16h 16進整数
maskには10進整数、16進整数が使えます。
<例>
min=0
max=5.5
a=10h
●変換係数とマスクについて
変換係数を定義すると、変換係数と入力値の乗算の結果がコードにセットされます。
例えば、変換係数が4のときに20と入力すると、
4×20=80(50h)
がコードにセットされます。
マスクは、入力値をコードにセットする際に、元の値に影響を与えないようにするためのものです。
先ほどの例で、元の値が2だっと時、マスクを3としておけば、コードには52hとセットされます。
つまり、マスクで指定したビットは、元の値を変更させません。
●サンプル
<HP直接指定>
xxxx=
[integer]
min=0
max=30000
unit=ポイント
msg=HPを入力します