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テキストファイルの記述方法

ParCodeEditor V2になると、テキストファイルの記述方法も現状では問題がある。
現状の記述法は階層構造に対応していない。

PAR3用コードはコードの中に階層構造情報を持っているため問題はないのだが、PAR2用コードを記述する場合やPAR3コードでも復号化状態でしかもヘッダー行を記述しない場合には階層構造を構築できない。


現在、条件を次のように考えている。

・PAR3コードの復号化状態は、ヘッダー行を記述してもしなくてもどちらでもいいようにしたい。
・その際、情報は別途記述する。
・基本的には、階層構造はコードの配置で指定する。
 (例)
 フォルダーの次に記述したコードは、そのフォルダーの中に入る
・パラメータ等はなるべくわかりやすい(忘れにくい)ものにする。
・現状の記述と互換性はなくてもいい。


これらの条件をもとにして、テキストファイルの記述の新しい文法を考える。


ちなみに、この文法はコードパーサーでの記述にも使われる。
そのため覚えやすいものがいいわけだ。


今のところは、次のような感じ。
まだ、整合性の確認などは完璧ではない。

-----------------------------------------------

*2;へろへろ冒険記(PAR2用)


主人公
[class=folder]

HP減らない(主人公)
00000004 00000000
00000008 00000000

MP減らない(主人公)
3C978334 1456E7A5
3C978338 1456E7A5

*<:

2人目
[class=folder]

HP減らない(2人目)
00000014 00000000
00000018 00000000

MP減らない(2人目)
3C978344 1456E7A5
3C978348 1456E7A5

STR最大(2人目)
[type=x]
00000024 00000000
3C978350 1456E7A5


*3;へろへろ冒険記(PAR3用)
[gameid=5, region=jp]

(M)
[codeid=0, master=true]

主人公
[class=folder]

HP減らない(主人公)
00000004 00000000
00000008 00000000

MP減らない(主人公)
CDEF-RGTH-ZAQWX
NBGH-JVRU-PKMDW

*<:

2人目
[class=folder]

HP減らない(2人目)
[header=on]
00000000 00000000
00000018 00000000

*<:

フォルダー1
[struct=code]
XZWQ-AERT-YHNBF

コード1
[strcut=code]
PUYT-LMKH-GBFHG
UHNF-RTEV-CDWXZ

コード2
[struct=code, codeid=10, parent=d, header=off]
00000100 00000000

-----------------------------------------------

少し補足しておくと、

'*2:'はPAR2用コードのタイトル、'*3:'はPAR3用コードのタイトル。

コードの暗号状態は基本的には自動判定する。
しかし、XPやXTのように行ごとに状態の違うコードの場合は'type=x'を記述する。
(DEADFACEコードが含まれていた場合などがあり判定が複雑になるため)


'*<:'マークはフォルダーを上がる指定。
これがないと、サブフォルダーになってしまう。

'struct=code'というのは、階層構造情報はコードのものを使うという指定。
これがない場合は記述した位置で階層構造が決定する。

この指定をした場合はコード内にコードIDと親フォルダーのコードIDの指定が必要になる。
しかし、復号化コードでヘッダー行を記述しない場合はこの2つは指定されていないので、オプション行に明記する必要がある。

この例ではタイトルのオプションにstructが指定されていないので、struct=autoがデフォルトになっている。

もし、タイトルのオプションでstruct=codeを書いておけば、


「フォルダー1」「コード1」「コード2」それぞれのstrcut=codeは必要ない。


V1のときは、誤解釈を考えて「1行づつタイプを指定する」というイメージだったため、全ての行にマークを付けさせた。

しかし、コード行でないものをコード行と解釈してしまった場合は、行頭にスペースを入れるとかの方法で回避できる。

そのため、全ての行にマークを付ける必要がない。

このため、テキストファイルの記述に使った場合も楽になるはずだ。


ParCodeEditor完成までには、このようなこともクリアしていかなければならない。
なんせ、「統合ツール」だからいろいろとあるのだ。
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