ugnagブログ

たいした内容はありません。思いつきで書いているだけ。
開発日記がメインかな。

<< 今日から仕事 | main | 超最悪の事態 >>

オブジェクト指向の本

なぜ、あなたはJavaでオブジェクト指向開発ができないのか―Javaの壁を克服する実践トレーニング
なぜ、あなたはJavaでオブジェクト指向開発ができないのか―Javaの壁を克服する実践トレーニング
よい本だ。

久しぶりにオブジェクト指向のわかりやすい本が出たと思う。

しかも、JAVAで例を出しているのがよい。

JAVAというのは、オブジェクト指向言語の中でも最初に「使えるレベル」で「広く知られた」言語だと思う。

有名だということだけならC++の方が早いが、あれはオブジェクト指向言語というには甘すぎる。C言語も動かそうという設計のため、ひどいことになってしまった。

その点JAVAは、最初からオブジェクト指向であり、それを守るためにあえて厳しいルールにもしてある。


話はそれたが、この本はJAVAの文法をある程度覚えた人には是非読んで欲しい。
よく、「JAVAがわからない」と言っている人がいるが、よく聞いてみるとJAVAがわからないのでなく、オブジェクト指向を知らないということが多い。

JAVAというのはオブジェクト指向で分析・設計されたものをプログラムに具体化させるための手段だ。

つまり、オブジェクト指向を知らずにはJAVAは使えない。

たとえるなら、レントゲンやMRIなどの機器は詳しいが、病気などに関する知識が全くない医者のようなもの。

もちろんこの場合は、機器の知識はJAVAで病気の知識がオブジェクト指向ということになる。

こんな医者にはかかりたくない。もっともこんな人は医者とは呼べないが。。。


逆に、オブジェクト指向を勉強しておけば、JAVAのことがよく理解できるはずだ。道具の使い方を覚えればいいだけなのだから。



そんなわけで、この本はお勧めである。
お勧め商品(システム関連) | comments (0) | -

Comments

Comment Form

本文に書いて下さい
本文にh抜きで書いて下さい