入力制御定義文
<ver 1.20からの機能です>
入力制御定義文をコードコメントまたはタイトルコメントに記述して置くと、
コードの変更を補助するための機能が使えます。
入力補助機能は、3種類あります。
1.アイテムリスト入力
2.数値入力制御
3.ビット入力制御
どれも、コード行コメントに制御定義IDを指定し、コードコメントなどに定義文を記述します。
1.定義リンク文
コード行コメントに記述します。
これを記述で、コード行のどの桁に、どんな入力制御を行うのかを指示します。
<書式>
{######## ########}
としておき、制御を行いたい桁にアルファベット(小文字のみ)を記述します。
*ver 1.42から英字小文字、英字大文字、数字、記号(?@$%&)が使用可能になりました
このアルファベットが制御文のIDとなります。
制御文IDに使うアルファベットは全て同じでなければなりません。
例えば、
{######## ####abcd}
とすると、a,b,c,dという4つのIDとなります。
この位置の4桁という意味にするには、
{######## ####aaaa}
のように、全て同じにする必要があります。
2.入力制御定義文構造
入力制御文は、コードコメントまたはタイトルコメントに記述し、次のような構造になっています。
定義文名称 | 省略可 |
定義文ID | 省略不可 |
定義文ヘッダー | 省略不可 |
定義文ボディー | 省略可 |
・定義文名称、定義文IDは全ての定義文で共通の書式です。
・定義文ヘッダーは定義文の種類を区別するのにもちいられ、定義文ごとに書式が異なります。
・定義文ボディーも定義文ごとに書式がことなります。
・定義文中には空白行などがあってはいけません。
・各パートの順番はこの通りでなければいけません。
・定義文はコードコメントから優先して検索されます。
そのため、コードコメントとタイトルコメントに同じIDがあった場合、コードコメントのものが使用されます。
3.共通書式
●定義文名称
<書式>
<名称>
リスト名称は、半角の<>で囲んでください。
名称の中に、半角の<>が含まれていても問題はありません。
行頭が半角の<で始まり、行末が>で終わっていれば、リスト名称として認識されます。
<例>
<テスト用定義文>
●定義文ID
定義文のIDを指定します。
<書式>
ID=
IDはアルファベットの小文字で、1〜8文字の間
2文字以上の場合、全て同じ文字でなければならない
*ver 1.42から英字小文字、英字大文字、数字、記号(?@$%&)が使用可能になりました
<例>
xx=
定義文には、複数のIDを割り当てることができます。
その場合には、IDをカンマで区切って記述します
<例>
xx,yy,zz=
4.個別書式
定義文ヘッダー、定義文ボディーは各定義文によって書式が異なります。
各書式は、それぞれのページを参照してください。
・アイテムリスト
・数値入力
・ビット制御
・サンプル